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インタビュー:アスタック株式会社様

アスタック株式会社 http://www.ustrc.jp
愛知県知立市:搬送設備製造業:社員数50名
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アスタック株式会社 代表取締役 金子利夫様

 当社は90有余年の歴史ある親会社から1994年に分離独立した創業10年目、社員50名程度の会社で、業種は搬送設備業というフルサービス(SE設計~設計~製作~据付~サービス)体制を必要とし、顧客満足度をいかに高め維持するか、社員一人ひとりの能力を開発し少数精鋭のプロ集団を構築することが課題でありました。

まずISO9001と14001を取得し、社員のモラルを向上させ意識改革に取り組みました。このたびは(有)東海マネージメント後藤社長に指導頂き、人事評価制度の導入に取り組みました。当社は創業10年と若いのに人事評価関係は分離独立前の親会社の古い仕組みを考えずに引き継いでいたため、人事制度全般を当社の身の丈に合ったものにするため、後藤社長に資料作りから他者の事例、そして人事評価の将来まで幅広い指導を頂き、どこにもない当社独自の人事評価制度プログラムを構築することが出来ました。最後に後藤社長より、制度は評価するものではなく、社員の能力向上を目指すことであり、目標を明確にし社員自らがその達成度を自覚し、会社から正当に評価されている実感をもつことにあると指導を受けたことを自覚し、制度をよりよいものとすべく社員とともに一層評価をオープンなものとし定着させたいと考えています。

                                             2005.06.12
                                             アスタック株式会社
                                             代表取締役 金子利夫

コンサルタント後藤から一言
 金子社長様はいつも問題意識を持ち、改革改善に余念のない方であります。ISOは9001を終えるとすぐに14001の導入を図られました。弊社はISOの導入と同時に人事制度改革を仰せつかりました。社員個々の能力が高く、技術屋集団のような会社のため、管理・マネージメントという部分で最初はやや戸惑いがありました。しかし、もともと問題意識の高い方ばかりのため、あるべき姿と現状のギャップを冷静に捉え、上手く制度が根付いた事例でした。以前は過去のイメージが評価に色濃く反映されていましたが、幾度にもわたる人事評価者訓練により現在ではイメージ効果は排除されました。また、トップの皆さんが先進的なお考えをお持ちだったため、過去に前例がない非常にユニークで革新的な退職金制度を構築することが出来ました。成果主義でない、実力主義の会社です。これは私自身も勉強になりました。

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2007年11月11日 05:29に投稿されたエントリーのページです。

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