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インタビュー:株式会社MARUKA様

株式会社MARUKA
岐阜県恵那市:セラミックス、工業炉製造業:社員数30名

当社は地元産出の粘土を利用した耐火物製造業として創業し昨年50周年を迎え社名を変更すると共に現在ISO9001の取得を目指しております。
長年社員の処遇のあり方について疑問を抱いており、(有)東海マネジメントの後藤先生をご紹介頂き2001年に全社員の手で新たな処遇制度を作成し運用を開始いたしました。

当初は職務能力評価を行い相対評価で行っておりましたが、新たな分野へ業務を拡大するに従って目標設定と絶対評価で行うように制度を変更いたしました。
技術の蓄積と伝承の葛藤の中、熟練者は後進の指導を、新人は明確な目標設定が可能な制度へと毎年見直しを行い徐々に当社に合った制度になりつつあると感じております。
「人事評価制度を導入したら会社が内部分裂する」と忠告を頂いた先輩経営者も居ましたが、今では導入して良かったと社員が発言してくれています。
顧客のニーズが多様に変化する中、時流にあわせて会社を変化させていかなければならない状況で、人事処遇制度こそが原動力になると確信しています。


コンサルタント後藤から一言
 加藤社長様は大変勉強熱心でいつも仕事の改善改革に取り組んでおられます。また、社員の能力開発やフェアな処遇のことも良く考えておいでです。人事評価制度の必要性をお考えの折、弊社にご注文をいただきました。部門により仕事の内容がかなり違うため思わぬ苦労もありましたが、社長様や社員の皆様の力を借りて、何とか制度を構築することが出来ました。こちらではいち早く目標による管理を導入しました。当初は目標の妥当性、難易度、上司の管理方法など様々な問題がでて試行錯誤の連続でしたが、革新的な工夫を加えたことにより今ではしっかり軌道に乗りました。目標による管理はすぐには軌道に乗りません。工夫を積み重ねれば必ず軌道に乗るという、良い事例の会社です。目標管理は大変上手く行っています。

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2007年11月27日 07:45に投稿されたエントリーのページです。

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