社会人野球観戦記
以前から観戦している社会人野球について書いてみる。
平成30年11月5日 クラブチームの大和高田クラブが社会人野球チームのJR四国を1対0で下した。大金星だ。次は新日鉄住金広畑とトヨタ自動車の勝者との対決だ。いずれも厳しい相手だが熱戦を期待する。 三菱重工名古屋がカナフレックスを下した。ドラに3位指名された勝野の登板は無く残念だった。2回戦に温存したのだろう。 平成30年11月2日 いよいよ11月1日(木)日本選手権が開幕した。 今年は仕事やその他私用で参戦できず残念だ。一人しかいない自営業なので誰も代わりはおらず予定が狂うのはいつものことだ。 1回戦では屈指のカード、実力者同士の対戦はパナソニックがNTT東日本をタイブレイクで制した。 阪神に1位指名された大阪ガス近本は3安打と意地を見せた。 久しぶりに出場した東海理化はエース立野が12回を4安打1失点に抑えチームを勝利に導いた。スカウトたちに強いインパクトを与えただろう。来年のドラフトが楽しみだ。 |
平成30年10月26日 昨日のドラフトは最後まで見ずに寝てしまったが、今朝中日スポーツを見て驚いた。私が毎年指名を期待してきた社会人のピッチャーが軒並み指名されていた。社会人野球フリークとしては感激ものだ。ホンダ熊本の右サイド荒西がオリックスに3位で、JR東日本の板東がソフトバンクに4位、セガサミーの森脇が西武に6位、三菱日立パワーシステムズの奥村もソフトバンクに7位で指名された。彼らはいつも東京ドームでの都市対抗、京セラドームでの日本選手権で見てきた実力派投手たち。怪我さえなければ皆開幕1軍の可能性十分だ。 この中で私の評価トップは森脇だ。指名順位は低いが今年の都市対抗で圧巻の投球を見せた。この試合を東京ドームで見ていたがNTT西日本相手に4安打完封の危なげない圧巻のピッチングだった。細身だが140後半のストレートで押す森脇は即ローテーション入りもあるだろう。西武はいい指名をしたと思う。 奥村はもともと社会人ではトップクラス、私のお気に入りのパワフルなピッチャーで森脇に劣らない実力者だ。中継ぎ中心かもしれないが先発に入り込む力は十分ある。指名があるならもっと上位ではないかと思っていた。7位で指名できたソフトバンクはラッキーだったと思う。 右サイド荒西は奥村同様まずは中継だろうが、ローテの谷間があれば先発を任せられる力はある。昨年の都市対抗で見たときは一本調子で打たれたが、配球を工夫すればプロでも1年目から十分通用するだろう。 板東はまとまったピッチャーだ。今年の都市対抗で見たが140前半から中盤のストレートは切れがあり、カーブも良い。このなかではややスケールが小さいが中継ぎなら即戦力、出番は十分ありそうだ。 驚きの指名は阪神のドラ1近本と巨人の高橋だった。今年の都市対抗、私の目の前でセンター前ヒットを2ベースにした近本の脚力は驚異だった。内野ゴロもヒットにしてしまうし、レフトに放り込んだようにパワーもある。しかし1位はどうか。2位3位でも十分取れたのではないか。巨人の高橋も同じだ。中日2位の梅津なら指名できたはずだが巨人のスカウトの目は違ったのだろう。 。 ファンはドラフト1位にはそれなりにスケールの大きな選手の指名を期待すると思う。私もそうだ。だから京田と被るものの根尾の指名はスケールという意味ではドラファンの私も理解できる。京田は昨年新人王を取りオフに勘違いしていたようだが、今年のオフは真剣に練習しないとセカンドコンバートどころか、定位置確保もおぼつかない。我慢して2年使ってもらったが3年目は無いことを覚悟したほうが良い。 平成30年10月25日 ドラフト会議でわが中日は1位根尾(遊)、2位梅津(投、右)、3位勝野(投、右)、4位石橋(捕)、5位垣越(投、左)、6位瀧野(外)を指名した。 2年我慢して使った京田と被る根尾の1位は京田といずれかをセカンドコンバート前提だろうが、他はバッテリー内外野と満遍なく補強出来た。即戦力は勝野だけだが、先を見据えての補強は評価出来る。 2位梅津のパワーは認めるが未完成、1,2年我慢して使えば先発の一角を担う可能性は十分。スピードがあるので抑えもできそうで、そうなれば昨年1位の鈴木が先発に回れる可能性もある。何処を任せてもいいパワフルな新人だ。 勝野は3位だが彼こそ即戦力。よく3位まで残っていたと思う。高卒一年目の都市対抗で先発し、5回を1安打0点に抑えた。私はこのピッチングを東京ドームで見ていたが圧巻の投球だった。その後何度も岡崎市民球場で見ているが、大崩れしたところを見たことがない安定したピッチャーだ。先発を任せれば5、6勝は期待できる。 4位石橋は打つほうも含めスケールの大きな捕手だ。松井がスタメンの冴えないドラの現状なら数年後には正捕手に座る素材だ。 できれば即戦力左腕とスケールの大きい高校生野手を1,2名補強したかったが、数年後が期待できる文句なしの指名だったと思う。 平成30年10月24日 いよいよ明日はドラフト会議。 素人目で恐縮だが私が期待するドラの指名だ。 今のドラは投手、捕手、内野手、外野手いずれも不足しているが、投手の先発では吉見(FAせねば)、小笠原、ガルシア、笠原の4枚に小粒だが柳、今季不振だった大野、鈴木あたりも食い込んでくるだろう。意外に不足はないが、先発は何枚いても余分はない。 中継ぎがは右はいるが左がほしい。抑えは佐藤か鈴木で決まりだろう。右の中継ぎは急がない。 後は内野と外野だ。特に若い選手が少なく人材不足。 そこで1位は藤原。3拍子揃ったこの選手は広角に打てる。引っ張りが出来ることが素晴らしい。将来打って走って守れる3番候補だ。根尾の指名を明言しているが、彼は引っ張りが出来ずバッティングに不安あり。今の時点ではバッティングは藤原より落ちる。 2位は三菱重工名古屋の勝野でいきたい。いつも見ているが140中盤から後半のストレートで押すピッチングは即戦力。先発候補は何枚いても余分ではない。このピッチャーは大崩れなくいつも試合を作るころが魅力だ。 3位は岡田しかいない左の即戦力候補だ。大卒高橋、福田、鈴木あたりを指名したい。 4位以下は育成を見据えた高卒内外野手だ。奈良間、濱田、大谷、森下あたりだろう。 残っていれば社会人でヤマハの山野辺。小柄だがパワフルな打撃が魅力。 年齢はいっているがセガサミーの森脇は140後半のパワフルなストレートが魅力、今都市対抗ではNTT西日本を4安打完封した。その場を見ていたが素晴らしいピッチングだった。先発候補の一人。強く指名を期待するが上位でないと取れないかもしれない。 JR東日本の板東もいい。140 前半から中盤のストレートは威力があり、カーブもいい。今年の都市対抗では新日鉄住金鹿島を6回2/3を4安打0点に抑えた。今年不安定だった中継ぎなら即戦力だ。 調子落ちだがホンダ鈴鹿の瀧中もお勧めだ。140中盤から後半のストレートが魅力。毎年期待しているホンダ熊本の荒西、三菱日立パワーシステムズの奥村も先発を任せられる即戦力候補だ。下位まで残っていたら即指名したい。 明日のドラフト会議、どうなるのかとても楽しみだ。明日は午後5時からお酒を準備して中継を見ることにしよう。 平成30年9月19日 王子5-3東邦ガス 王子が最後の枠をゲットした。相変わらず東海地区屈指の打力はパワフルだ。私は知らない中内という投手が力投し中1日の近藤が最後を締めたようだ。近藤、東郷をはじめとする強力な投手力とパワフルな打力を併せ持つこのチームは本戦でも十分期待できる。組み合わせにもよるが近藤で初戦突破し上位進出十分だ。 東邦ガス先発の小椋は力投したようだが及ばなかった。中一日では無理もないだろう。本戦には進めなかったが、課題だったバットは南、柴田などパワーアップが見込め来期以降期待が持てる。まだ早いが来年の春季大会次第で都市対抗が見えてくる。 平成30年9月18日 王子11-ヤマハ1 ヤマハが王子にコールド負けとは驚きだ。昨年の日本選手権覇者が予選で散った。 東邦ガス5-0ジェイプロジェクト 東邦ガスが屋宜の力投でジェイプロを完封した。以前見たときは不安定だった屋宜が本格化したようだ。日本選手権に出場すれば小椋と屋宜の2枚看板でそこそこ行けるかもしれない。南、柴田などバットが良くなったこともプラス材料だ。 明日、最後の第三代表決定戦が楽しみだ。先発は誰なか。王子は東郷、長岡か?東邦ガスはまさか水田ではあるまい。調子はどうか分からないが、エドの思いとしては田中に頑張ってもらいたい。 午前中早めに仕事を済ませて参戦したい。たしか試合開始は13時のはずだ。 平成30年9月17日 日本選手権東海地区代表決定敗者復活戦を見てきた。 ヤマハ4-3東海レックス ヤマハ先発水野は都市対抗東海地区予選に続き、安定したピッチングを見せた。6回2/3を6安打1失点と十分試合を作った。緒方は不運なヒットを2本打たれたものの、最速149のストレートで最終回を0点に抑えた。萩原、青柳が大当たりだった。 東海レックス先発の松向は相変わらずテンポが悪く球数が多いが、7回1/3を1失点と十分試合を作った。彼はマウンドに向かう際ダイヤモンドの外で必ず一礼してから足を踏み入れる。人柄なのか見ていてとても良い気分になる。とても美しいではないか。2番手の元エース武石の乱調が誤算だった。 東邦ガス7-4三菱自動車岡崎 東邦ガス先発小椋は3ランを打たれたものの、4失点で完投した。今やエースだ。今日は南がタイムリー含む4安打の大当たりだった。やはり捕手の柴田が良い。肩が良いしなによりバッティングが良い。今日もタームリー含む2安打だった。 三菱自動車は先発山口が誤算だった。0回2/3を5安打4失点で降板した。次の北畑が踏ん張っただけに残念だった。 平成30年9月16日 日本選手権東海地区代表決定戦はホンダ鈴鹿と東海理化が出場権を獲得した。ホンダ鈴鹿は2年ぶり12回目、トリカは13年ぶり3回目、ホンダ鈴鹿は常連だがトリカは都市対抗を含め久しぶりの出場で喜びは一入だろう。ホンダ鈴鹿は平尾が完封したようだ。私が見るときはほとんど打たれているのだが、今日はスカウトにアピールできたことだろう。トリカの立野も1失点完投と好投したようだ。こちらも十分アピールできたはずだ。 残りの枠は最後の1チーム、どのチームが敗者復活から勝ち上がるか。厳しい戦いが続く。明日は敗者復活戦を見に行くつもり。 平成30年7月19日 第一試合は新日鉄鹿島住金VSJR東日本。緊迫した投手戦だった。新日鉄鹿島住金の伊藤は6回2安打1失点と申し分ない投球だったが四球が惜しまれる。高畠は前試合に続き左右広角のバッティングが光った。 JR東日本の先発板東は安定したピッチングだった。140k前半から中盤の直球は切れがあり、四球が少なく球が低めに集まる。6回2/3を4安打無失点の好投だった。決勝点を挙げた嘉数のバッティングが光った。 この日は帰宅が遅くなるのは嫌だったのでこれで帰ってきた。 平成30年7月19日 第一試合はMHPS VS NTT東日本。MHPSはエネオスから補強の柏原が7回3安打1失点と実力を発揮したが、NTT東日本の投手陣がそれを上回った。左腕沼田は130前半から中盤程度とスピードは全くないが5回1/3を1安打無失点と圧巻の投球だった。ただ、ここで変えたことには本当に驚いた。 第二試合は新日鉄住金かずさマジックVS大阪ガス。大阪ガスは満塁ホームランで追いつかれた後、幸運な内野安打で勝ち越し、猿渡の好救援で一点差を逃げ切った。上総マジックは野坂の満塁ホームランで逆転したがピッチャーが踏ん張り切れず惜しい試合を落とした。 平成30年7月18日 第一試合は日本新薬VS新日鉄鹿島住金。日本新薬先発西川は試合を作ったが、2番手以前はエースだった榎田が1アウトも取れず4失点、これが痛かった。3番手日本生命から補強の阿部も者連続ホームランを喫し試合は決まった。ただ、続いた岩本は140台後半のストレートがパワフルで愉しみな素材だ。結果論だが2番手が榎田でなく岩本だったら展開は変わっていたかもしれない。 新日鉄鹿島住金は大貫が6安打2失点と好投。バットでは藤本が中越え2塁打、ソロホームラン、高畠は強烈な左犠飛、走者一掃2塁打、左安打と大当たりだった。 第二試合はNTT西日本とVSセガサミー。負けはしたがNTT西日本先発濱崎は4回2/3、3安打2失点と何とか試合は作った。しかし今回は相手が悪かった。セガサミーの森脇が圧巻の投球。最速148のストレートで危なげなく4安打完封、最終回も球速は148を記録した。体力は十分だろう。遅咲きながらこの出来ならドラフト候補にあがる可能性十分。セガサミーはまんべんなく打つ。これは強みだろう。 第三試合はパナソニックVSJR東海。JR東海の戸田が2失点完投と力投した。JR北海道がクラブチームになったらさっさと東海に移籍したことに引っかかりはあるが、投手力に泣く東海にとってはありがたい補強だっただろう。いまや東海のエースと言ってもいい存在だ。元中日中田も凄いが今年は佐藤が覚醒した。今日も2安打の活躍だ。 パナソニック先発吉川も悪くない。140中盤のストレートはパワフルだ。法兼の足も魅力だ、内野ゴロがヒットになる。 平成30年7月17日 本日第二試合七十七銀行VS三菱重工神戸高砂戦から参戦しました。三菱重工神戸高砂のエースであろう守安が、6回2/3を7安打1失点と試合を作った。続いた右サイド藤井(日本生命から補強)も好投し勝利に貢献した。七十七銀行はエース鈴木の乱調が痛かった。0回1/3を4失点。これでは試合にならないだろう。2番手石巻から補強の洲加本が踏ん張っただけに悔やまれる。TDKから補強の小木田が凄かった。150台を連発しパワフルな投球だった。故障がなければドラフトにかかることは間違いないだろう。余談だが七十七銀行監督の背番号は勿論77だった。 第三試合東芝VSトヨタ自動車東日本東北(旧関東自動車硬式野球部)東芝がコールド勝ちした。正直言って力の違いを東芝が見せつけた。トヨタ自動車東日本東北はもう少しピッチャーの底上げが必要だろう。エンジェルス大谷の兄が2打席目にヒットを打った。コーチ兼任らしい。石巻から補強の篠川の巧打が光った。 平成30年7月15日 この眼で見てはいないが日本通運生田目は2イニング2失点で降板、ドラフトは次の登板次第だろうが、これだけスピードのあるピッチャーはそうはいない。魅力的なピッチャーに変わりはない。 MHPSの奥村は6回2/3を4安打無失点と力投、ただこれくらいピッチングは当たり前のピッチャーだ。140中〜後半の速球はパワフルでプロでも中継ぎなら即戦力と思うのだが未だに指名がない。 ホンダ鈴鹿の瀧中が8打者相手に無安打6奪三振の快投をしたようだ。新人時代より少しスピードが落ち少し心配していたが、これでドラフト指名は決まりだろう。私見だが下位までは残らないと思う。中継ぎ不安のドラゴンズにもってこい。不安大の田島や又吉に取って代わられる素材だ。8回瀧中、9回鈴木なんてイメージしてしまう。ただ、似たタイプだけに一枚左があるといい。平尾では厳しいが。 平成30年7月13日 都市対抗野球が開幕した。初戦は昨年の覇者NTT東日本が東邦ガスを下したようだ。東邦ガス小椋がもう少し踏ん張るだろうと思っていたが意外だった。ただ、結果は順当だろう。 平成30年7月10日 17日から20日まで都市対抗に参戦します。宿はいつもの駒込です。その間東京での仕事も少しはありますので全ての試合を観戦できるわけではありませんが、数試合は観戦できそうです。1年ぶりの都市対抗、とても楽しみです。 平成30年7月1日 都市対抗野球の組み合わせが決まった。明治安田生命と日立製作所、J]エネオスが予選敗退したようで驚きだ。 J]エネオスは斎藤の穴が痛かったか。 東海地区以外の情報はないが予想したいと思う。 本命はやはり昨年優勝のNTT東日本。今年もJABAの大会で3回優勝しており主軸は間違いないだろう。パナソニックもそん色ない。 続くはトヨタ自動車、ホンダ、東芝、大阪ガス、日本通運、、ホンダ鈴鹿、西濃運輸あたりだろう。他に期待するのは鷺宮製作所、予選を全て1点差で勝ち抜いた粘り強さは見逃せない。 平成30年6月11日 ホンダ鈴鹿4-0永和ウィング ホンダ鈴鹿が滑り込みで東京ドーム行きを決めた。底力を考えれば結果は順当ではないか。心配した平尾が完封したようだ。過去2戦不安定だったので、てっきり先発は瀧中かと思っていた。平尾の好投は朗報だが逆に先発を任されなかった瀧中が心配になってきた。私が見たときは明らかに不調だったので故障でもなければよいが。 第一代表がトヨタ自動車、第二は王子、第三は東邦ガス、第四は西濃運輸、第五がJR東海、第六がホンダ鈴鹿で決まった。最も輝いた選手は東邦ガスを本戦出場に導いた小椋だ。JR東海佐藤のバッティングも素晴らしかった。 東海理化が敗退し、東邦ガスが出場権を獲得したことは意外だったが、概ね予想通りだった。敗退したがトリカは紙一重だったし、永和ウィングも健闘した。日本選手権は両チームともチャンスは十分あるだろう。トヨタ自動車、西濃運輸、三菱重工名古屋、JR東海は日本選手権出場対象大会で優勝したため予選には出ない。各チーム大チャンスだ。 平成30年6月9日 JR東海6-2ホンダ鈴鹿 先発川本が12安打を浴びながらもホンダ鈴鹿の攻撃を2点に抑えJR東海が第5代表の座を獲得した。初回先頭佐藤のヒット後村井の左前タイムリーで先制した。金子のホームランで追いつかれたが、すぐに津川の左中間タイムリー2ベースなどで勝ち越し、佐藤の右2ランホームランで試合を決めた。津川と中田、佐藤は複数安打、特に今日は津川が合っている感じだった。佐藤がホームランを打った。春季大会で見た時以来だが、小柄ながら長打力もある。引っ張りタイプで左投手の外の変化球に弱いところを克服出来れば文句なしだ。 いつも思うが、JR東海の監督は送らない。良い悪いではないが他のチームよりも送りが少ない。結果論かもしれないが今日もノーアウトで2番が出塁、3番が送らず内野ゴロゲッツー、そして4番がヒットと噛み合わない場面があった。 ホンダ鈴鹿は昨日の西濃運輸戦瀧中の後を受けて1回1/3を2失点し今日先発した平尾だが、今日も2回1/3を4安打2失点で降板した。昨日今日と平尾の調子落ちが心配だ。3番手の新人柳沢は佐藤に2ランを浴びたものの、140中盤から後半のストレートで押すピッチングはパワフルだ。同じく松本竜も期待が持てる。高卒新人ながら140中盤のストレートで押し、スケールの大きさを感じる。2人ともドラフト候補に躍り出る可能性十分。ホンダ鈴鹿はプロ入りが多い。しかも結構活躍している。今日は敗れたが若いチームに変わりつつあり、2、3年後が楽しみなチームだ。金子の最深部へのホームランは見事だった。畔上が本格化してきた。5月21日は3本、今日も2本打った。流石4番を任されるだけある。ホンダ鈴鹿は最後の第6代表の座をかけウィングと対戦する。今年ウィングは調子がよいので、緊迫した試合が期待できる。 今日、応援団の表彰があった。私は今まで知らず初めて見た。最優秀賞が西濃運輸、優秀賞がホンダ鈴鹿、敢闘賞がトヨタ自動車だった。西濃運輸は社員の手作りで好感が持てる。都市対抗本戦では明らかにダンサーを雇っているチームがあるが、感動は覚えない。規律正しくゴミ拾いをする東邦ガスも評価の対象だと思った。場内の放送では厳正に評価った結果と言っていたが何が基準なのかよく分からなかった。 6月6日Jプロ応援団の女性が試合終了後片付けの際、誰かとおしゃべりしていた応援団の女性に「次が準備に来るんだから余計なおしゃべりしてないで早く片付けて」と言った。こういう人っていいな、美しいと思った。彼女、日本選手権に行けるといいな。チャンスあるよ。 平成30年6月8日 東邦ガス1−0JR東海 小椋が完封し、東邦ガスが第3代表の座を獲得した。東邦ガスが勝ち上がるとは意外だったが、先発に転向した小椋の力が大きかった。 今日も小椋のピッチングは見事だった。散発4安打、ピンチらしい場面はなく完璧な内容だった。これなら都市対抗有力チームのエースとそん色ない。全国レベルでも十分通用するだろう。1、2回戦は連投すれば打線次第で突破可能。しかし小椋一枚ではあとが続かない。失礼だが屋宜や水田では全国レベルに通用しそうもない。残っているかどうか分からないが三菱重工名古屋の勝野を補強選手に指名したらどうだろう。余談だがこのチームの応援団は一番規律正しく、見ていて気持ちが良い。ゴミの持ち帰りを応援に来た人に促しており、応援団のファンになりそうだ。 JR東海の先発戸田も引けを取らない素晴らしい出来だった。9回力尽きて1点失ったが、打たれたヒットは小椋と同じ4本。胸を張れる内容だ。佐藤はノーヒットだったが、当たりは良かった。都市対抗に出場できればスカウトにアピールしたい。中田の当たりを含めギリギリファウルの当たりがありツキもなかった。明日は川本か。 西濃運輸4−2ホンダ鈴鹿 嶽野の力投で西濃運輸が第4代表の座をゲットした。 嶽野はソロを被弾したものの4安打2失点で完投した。2点は失ったものの内容は上出来だった。やはり変化球が決まるとこれくらいのピッチングは出来る投手、本戦でも十分期待できる。この出来ならスカウトにアピール出来そうだ。伊藤が2ベース2本を含む3安打2打点と勝利に貢献した。このチームは東名、伊藤、谷らベテランのバッティングが勝利を呼び込む。今日もそうだったので若手選手の奮起を期待したい。投手は嶽野の他堀田、山下など右の駒は揃う。左投手を補強したいところだろう。以前はトリカの川脇を補強していた。 ホンダ鈴鹿は瀧中が5回2失点、しかも毎回ピンチを招くピッチング。続いた平尾も失点し投に良いところがなかった。去年の日本選手権予選からそうだが、どうも瀧中がおかしい。今日も新人の時より随分落ちたのではないかというような球の走りだった。庄司の打った瞬間それと分かる弾丸ライナーのホームランは見事だった。今日平尾は1回1/3しか投げていないので、明日は先発だろうか。 平成30年6月6日 Jプロジェクト4−3東海レックス 7回表にJプロはスクイズなどで3点差に広げたが、その裏レックスは2ラン、ソロ2本のホームランで追いついた。しかしJプロは8回表またもスクイズで決勝点を挙げ逃げ切った。8回のスクイズは外されたがピッチャーの投球が少しそれたことと、ランナーのスタートが素晴らしかったことで僅かな差でセーフだった。 Jプロ先発の白崎は140km台前半のストレートで6回を4安打0点に抑えた。見事なピッチングだった。 レックスは8、9回ともノーヒットで点を取られたのが痛かった。エース武石は力投したが報われなかった。 三菱重工名古屋1−0ヤマハ 三菱重工名古屋が初回にあげた1点を守り切った。先発勝野は一度だけ満塁のピンチがあったもののこの1点で十分、危なげないピッチングであった。このピッチングを見せられたら今年のドラフトでは下位まで残らないだろう。28年7月20日、高卒新人ながらNTT信越クラブ相手に5回1/3を1安打無失点に抑えたのを東京ドームで私は目の当たりにした。順調に育っているようで楽しみだ。しかしマウンド上でのチンタラした態度は頂けない。守備の際にそれが出そうで心配だ。 小木曽の走塁がいい。足が飛び切り早い。やや深かったもののレフトフライで2塁へタッチアップした。恐らく最初から狙っていたのだろう。バッティングはからっきしだが、元巨人鈴木のように1芸だけで生活できそうな選手だ。走塁限定でのドラフト指名を期待したい。 ヤマハの新人水野も勝野に引けを取らない素晴らしいピッチングを見せた。投球回数は8回だが打たれた安打は勝野と同じ6本、大したものだ。ナテルと二人でヤマハを支えるだろう。今日のヤマハは相手が悪かったとしか言いようがない。一昨年日本選手権を制したヤマハが都市対抗出場権を逃した。 平成30年6月4日 西濃運輸が永和ウィングを下し第4代表決定戦に駒を進めた。 堀田が完封したようだ。ドラフト候補に躍り出そうな活躍だ。 第4代表決定戦ホンダ鈴鹿はかなりの強敵、こちらもドラフト候補瀧中の先発が有力で厳しい戦いになりそうだ。 王子が第二代表で都市対抗進出を決めた。予想通りだ。もともとバッティングは良いがやはりエース近藤の存在が大きい。年齢の問題はあるが、プロでも中継ぎならすぐに使えそうな気がするのだが。 平成30年6月3日 ヤマハが第4代表決定戦で永和ウイングに負けて第6代表決定戦に回ったのは驚いた。いつものことだが第6代表決定戦は強者が犇めき厳しい勝負。ヤマハ、三菱重工名古屋、レックス、トリカに加え第4代表、第5代表決定戦で敗れたチームが競う。どうなるのか予想もつかない。東海地区のレベルはやはり高い。 平成30年5月29日 JR東海9−0三菱重工名古屋 JR北海道から移籍した先発戸田は140前後のストレートと、中盤から決まりだした変化球で三菱重工名古屋を完封した。津川と掛江が2本ツーベースを放った。特に津川は勝野に合っている感じだった。津川のバッティングはパワフルで、確実性はともかくこういうバッターが一人いるとチームは心強い。佐藤はやはり覚醒したようだ。今日も第一打席から2打席右前連続ヒット、足が速く使い勝手が良いので年齢にかかわらずドラフトを期待してしまう。 三菱重工名古屋の勝野は最速148kmのストレートで7回2/3を9安打3失点と試合は作ったがドラフト候補としては物足りなかった。3回あたりから球が走り出したが、とにかくスライダーが決まらなかった。決まっていればもっと楽なピッチングができたはず。ただ、チームは0点では勝てない。 平成30年5月27日 トヨタ自動車4−3西濃運輸 9回表に2点勝ち越されたトヨタ自動車はその裏、西濃運輸にサヨナラ勝ちした。 トヨタ自動車先発川尻は140台前半のストレートで7回6安打1失点と安定したピッチングだった。特に5、6回から球が走り出したので、スタミナはあるのだろう。9回は四死球などで相手から貰ったチャンスに沓掛が左中間を抜くサヨナラ打で決着をつけた。これで本戦出場はほぼ確実だ。最近河合寛治の出番がなくなってきた。 西濃運輸は先発堀田が140台前半のストレートで6回5安打1失点とこちらも試合を作った。誤算は2番手小久保。リズムが悪く9回は折角2点リードしたのに先頭に1球目を死球、次のバッターにセンター前に運ばれ、更に四球で満塁で降板。球は速いし力があるが、とにかくリズムが悪い。セットの時間が長いのだ。塁審から注意を受けたのはおそらく20秒ルールに引っかかったのだろう。変わった山下の押し出しも痛かった。谷は2ベース2本、一本は9回表勝ち越しのタイムリーで見事だった。やはり打線はこの選手が頼りだ。伊藤も含め幾度もあったチャンスにあと一本が出なかったのが痛かった。 平成30年5月24日 今日は仕事の都合で西濃運輸×東邦ガスだけ見てきた。 西濃運輸5−2東邦ガス 西濃先発嶽野が8安打2失点で完投した。今日は球が走らず苦労していたようだが、貧打の東邦ガスとはいえ2失点で完投したことは評価出来る。今日はドラの中田チーフスカウトと引退後巨人のスカウトに転身した堂上兄が見に来ていた。もう少し良いところを見せたかっただろう。名古屋の某プロチームと同様貧打に泣く両チームだが、1死満塁3-2からの走者一掃3塁打を放った西濃東名は立派だった。 西濃はこれでずいぶん楽になった。おそらく代表入りは決まりだろう。日本選手権はすでに出場権を得ているので、何とか頑張って代表入りしたい。 東邦ガス水田は2失点で踏ん張っていたものの7回崩れた。最近見た中ではよく頑張ったと思うが、もう彼に先発は苦しい気がする。2番手田中が140台前半のストレートで1回2/3をノーヒットに抑えた。彼に任せたらどうか。ただ、相変わらず球数が多い。 東邦ガスの飯田は東大卒の異色選手で、学生時代はレギュラーだった。入社後はベンチには入っているようでいつも1塁コーチを務めている。一人だけとても背が低いのですぐ分かる。 トヨタ自動車15-10東海レックス 仕事の都合で先発メンバーだけ見てから帰ったので試合は見ていないが随分大味な試合だったようだ。トヨタは佐竹が先発だったが初回に失点したらしい。彼も水田同様衰えが見える。1回で14得点はエラーや四死球が絡まなければあり得ないだろう。 平成30年5月20日 東海地区都市対抗代表決定戦が始まった。第一、第二試合とも素晴らしいゲームだった。 東邦ガス1−0ヤマハ 1対0で東邦ガスが勝利した。私の主観では番狂わせだ。東邦ガスは今まで一度も先発で見たことがなかった小椋が完封勝利した。今季先発に転向したらしい。それならもっと早く先発で使っていれば楽に勝てた試合は沢山あっただろう。強打ヤマハを完封なら本戦でも十分通用する。私の予想外だったが田中が踏ん張れば本戦出場が見えてくる。 ヤマハは残念だろう。次は好調トリカで好試合が予想される。 西濃運輸2−1東海理化 西濃運輸が2対1で延長15回タイブレイクを制した。この勝利は大きい。逆にトリカは非常に痛い。しかも次は強敵ヤマハだ。しかし今季は調子がいいのでチャンスは十分ある。 平成30年5月21日 三菱自動車岡崎8−11東海レックス 三菱先発神原は少し球が速くなった。4回2/3を6安打4失点と何とか試合を作ったが、そのあとがいけなかった。3番手北畠が5連打を浴び2失点、続いた宮尾が満塁ホームランを浴び万事休す。8回で16安打を浴びた投手力は不安。ドラフトで抜けた山本の穴は大きそうだ。山野辺のレフトへの2ランは見事だった。 東海レックス加藤の満塁ホームランも見事だった。16安打と良く打ったが投手力には不安あり。 ホンダ鈴鹿6-1山岸ロジスターズ ホンダ鈴鹿先発平尾は5回2安打1失点結果はとまずまずだった。ただストレートが走っていなかったのか変化球が非常に多かった。畔上の3打席連続タイムリーは見事だった。昨年ドラゴンズを自由契約になりホンダ鈴鹿に移籍した古本は7回までは出番がなかった。私は7回終了後帰ったのでその後は分からない。 山岸ロジスターズは初めて見た。選手層は薄さは否定できずこの結果はまずまずではないか。移動するときは全員全力疾走。ピンチにマウンドに向かう監督まで全力疾走、とても清々しいチームだ。 |
平成30年5月3日 社会人野球べーブルース杯観戦に可児市KYBスタジアムに初めて行ってきた。往復4時間、200kmは少しきつかった。 第一試合は東海理化対山形のきらやか銀行。トリカは4回に集中打で逆転したが、3番手山本がエラー、不運な当たりのヒットなどで1回3失点、再逆転負けを喫した。久しぶりに見た山本は以前と随分変わってしまった。フォームはぎこちなくスピードはガタ落ち。故障でもしたのだろうか。この状態で都市対抗、、日本選手権は厳しいだろう。トリカは打力と中継ぎに不安を感じる試合だった。小粒な選手が多いので1枚大砲がほしいところ。 きらやか銀行先発秋葉は「ウっ」と声を出すときは大体ストレートで、それを狙われたかもしれない。 第二試合は東邦ガス対JFE西日本。東邦ガス先発の柳川は相変わらずコントロールに難があり、2回4安打4失点。春季大会と同じようなこの内容では都市対抗予選の出番はどうだろうか。ベテラン水田も被弾するなど見るべきものはなく、投手力は相変わらず不安。コールド寸前の敗退を見ると都市対抗出場のハードルは高そうだ。 JFE西日本の河野がいい。上背は無いが140〜144とスピードまずまずで球に力もある。プロでニーズがある左のワンポイントならすぐにでも使えそうで、来年のドラフトが楽しみだ。本人もプロ志向のようだ。 第三試合は日立製作所対伏木海陸運。遅くなり寒くなってきたので1回が終わった時点で帰ってきたが、日立製作所がコールド勝ちしたようだ。順当だろうが伏木海陸運は頑張って是非今年も東京ドームに行って何とか一つ勝ち取ってもらいたい。 平成30年4月26日 都市対抗出場をかけた東海地区2次予選の組み合わせが発表された。参加16チームのうち東京ドームに行けるのは第6代表まで。 以下は私の予想だ。 春季大会に優勝したのだから本命を王子と言わねば失礼だろう。エースの近藤、どこでも使える長岡、快速東郷と投手力に不安はない。あとはバッティング次第。打でいつも注目しているのは神鳥だ。 続くのは西濃運輸、ホンダ鈴鹿、JR東海、東海理化、トヨタ自動車だ。 べーブルース杯で優勝し日本選手権の出場権をゲットした西濃運輸は嶽野、山下、堀田、六信と駒は揃っている。ただ、左が少ないことはひっかかる。かぎは中日と同じくバット。伊藤と谷の打撃にかかる。 ホンダ鈴鹿は今年のドラフト候補瀧中、左の平尾と先発は揃う。あとは攻撃陣だが元中日古本が仕事をするだろう。 JR東海は投手力が充実してきた。川本は最近安定しているし、古田や元JR北海道の戸田も良い。森も中継ぎなら十分使える。今年はバッティングもいい。元中日中田のバッティングは相変わらずだが、佐藤大将が覚醒した。入団後は冴えなかったが今年のバッティングは素晴らしい。もう少し早ければプロのもめあったのに。 今年は投打のバランスがよく期待大だ。 東海理化は立野が本格化したことが大きい。ベテラン川脇健在で新人池田も使えそう。ただ山本に不安がありもう一枚あれば万全だ。バッティングでは井貝の上手さは相変わらずだが、新人大谷の巧打が特に光る。このチームも久しぶりにチャンスありだ。 トヨタ自動車は高山が主軸だが春季大会含めパッとしない。ベテラン佐竹もどこまで貢献できるか不安がある。ただ新人嘉陽はスピード、切れとも十分で中盤まで先発が踏ん張れば勝機はある。先発に回してもいいだろう。バッティングは悪くない。川尻を含め投手次第だろう。 ヤマハ、三菱自動車、三菱重工、東海レックスとも底力は十分で代表になっても何ら不思議はない。東邦ガス、永和ウィング、ジェイプロジェクトはやや厳しそうだ。 このように予想したが東海地区のレベルは非常に高くどのチームが出場しても不思議はない。 平成30年4月17日 社会人野球ではないが今日は年に一度豊橋で開催される中日ドラゴンズの公式戦の日だった。年に一度というのに降雨のため中止されてしまった。毎年お客様に入場券を手配していただいているで残念だ。お客様とビールを飲みながらワイワイガヤガヤ観戦するのが楽しみだった。藤井のスタメンが一回減ってしまった。主催者は大損をしたことだろう。大量に準備したお弁当などはどのように処分するのだろうかと、いやらしいことを考えてしまう。来年は晴れることを期待したい。 平成30年3月27日 春季大会は王子が優勝したようだ。2着はトヨタ自動車。 ホンダ鈴鹿の敗退は意外だったが、概ね順当な結果ではないか。JR東海の健闘が目についた。 トヨタ自動車の新人嘉陽が敢闘賞に輝いた。エドの見立てどうりとは言わないがスピードを磨いて、来年のドラフト候補に躍り出ることを期待する。 平成30年3月25日 今日は東海地区春季大会3日目2回戦の2試合 東海レックス4-12JR東海 東海レックス松向はストレートが140前後、2回1死から3連続四死球後タイムリー、佐藤には3ランを浴び、1回2/3を2安打5失点と早々に降板した。課題はコントロールだろう。続いた新人近藤はストレートが130中盤ながら、コントロールがよくまとまっている。 JR東海古田はストレート140前後ながら、腕の振りがスムーズでコン トロールがいい。大崩れはないだろう。ただ、川本に続く2、3番手は彼を含め喜久川、若林、JR北海道から昨年移籍した戸田などもいるがいずれも決め手に欠ける。このあたりが頑張ると久しぶりの都市対抗が見えてくるだろう。 佐藤大将が久しぶりにいいところを見せた。ここ2、3年ほとんど試合で目にすることはなかったが、今日は1番ライトで先発し2回に3ラン、6回にはタイムリー3ベースを放ち存在感を見せた。 東海理化7-8トヨタ自動車 東海理化先発の新人池田は変化球が決まらず、130台後半の直球を狙われた。4回2/3、8安打6失点の内容だった。先発に定着するにはまだ時間がかかりそうだが、都市対抗の予選で見てみたい。 井貝の左投手から右中間タイムリー3ベースは流石だった。大谷がいい。初戦は3本のタイムリーヒット、今日も犠牲フライで打点を上げた。アウトになった打席も内容は悪くない。期待が膨らむ新人だ。 トヨタ自動車先発高山は4回2/3、9安打7失点。運も悪かったがこれではプロ入りは厳しい。スカウトは今甲子園にへばりついているので、ここにいなかったことが救いか。切れはあると思うがもう少しスピードがほしい。 新人の嘉陽はストレートは140前後ながら、切れは良さそう。3回1/3、2安打無失点だったように、中継ぎなら即戦力で使えそう。 ショートは河合ではなく新人下石だった。新人なので使ってみたのか河合より調子がいいのか、河合が故障したのか。都市対抗の予選で結論が出る。 5回はエラー、野選、パスボールに加え高山が送りバントを握りなおしてセーフにするなど、ボロボロの守備だった。鍛え直しが必要だ。 平成30年3月23日 東海地区春季大会初日を見てきた。 東海理化6-4東邦ガス 東海理化の立野は最速147の直球とカーブなどを組み合わせ、6回4安打3失点(自責点2)とまずまずのピッチングだった。バットを折ったようにインコースをストレートで押し、強い気持ちが伝わってくるピッチングだった。プロ入りの期待十分ではないか。 新人大谷は大活躍だった。中前、左前、左前と3本のタイムリーを放つ大活躍、広角に打てる巧打者だ。 東邦ガスの捕手柴田は肩が良い。今日はセカンドで3人刺した。刺殺率100%、バッティングも良い。桃太郎よりこちらのほうがいい。この選手もプロ入りを期待してしまう。 田中空良が名前通り良いピッチングをするところを久しぶりに見た。最速146のストレートで2回をほぼパーフェクトに抑えた。 ホンダ鈴鹿対0-1JR東海 ホンダ鈴鹿の平尾はスピードはそれほど無いものの、良いピッチングを見せた。高めに抜ける場面もあったが、カーブが効果的だった。 JR東海の川本は高めに抜ける球はあるものの、140を超える球もあり、以前より随分力強くなった気がする。 平成30年3月5日 今日東海地区春季大会の組み合わせが発表された。3月23日(金)から5日間だ。 中心は今秋ドラフトを控えるパワフル瀧中と平尾、緩急を使う栃谷を擁するホンダ鈴鹿だろう。バッティングも悪くない。 続くのは王子ではないか。主戦近藤、長岡、剛腕東郷3人の投手力は強力だ。 新人立野が本格化した東海理化も有力だ。ベテラン川脇と噛み合えば上位進出十分だろう。 日本選手権を制したトヨタは富山が本格化した。跡はベテラン佐竹の踏ん張りしだい。勿論日本選手権王者の底力は無視できない。 平成30年2月25日 今日ベイスターズファンの次男から聞いたが4位指名、J]エネオスからベイスターズに入団した斎藤俊介が故障したようだ。昨年の日本選手権で輝き即戦力と期待していたのにとても残念だ。早く治して1軍での姿を見たい。 平成29年12月15日 中日スポーツはトヨタ自動車の快速右腕名古屋大学卒の七原が引退したと報じた。故障のようだ。前にも書いたが、都市対抗、日本選手権の予選でも全く目にすることがなく心配していた。早目に社業に専念し能力開発を図ったほうが本人のためだろう。失礼だが野球をやっている間同期の社員には能力開発という面でどんどん置いていかれる。大企業なら特に当てはまるだろう。ということは同期でビりということ。しかし幸い2年ほどなので挽回は可能だ。社業で頑張ってとエールを送りたい。 平成29年11月12日 トヨタ自動車が日本選手権を制した。とても驚いたとともにエドの眼力の無さを晒してしまった。過去に書いたようにトヨタ自動車は佐竹に衰えが見え、投手力が課題と思っていた。今大会では3年目の富山が本格化した。抑えたところを見たことがないような小出も頑張った。エドが知らないうちに世代交代が進んでいたようだ。恐れ入りました。来年の春季大会で佐竹はどのような役割を果たすのか注目したい。 平成29年11月11日 トヨタ自動車と日本生命が決勝に進出した。日本生命はともかくトヨタ自動車の決勝進出には驚いた。春季大会や都市対抗、日本選手権予選で見たことがなかった高卒3年目富山が導いたようだ。後ろでしか投げていない佐竹は抑えに転向か。明日は意地を見せて佐竹の先発を期待する 平成29年11月7日 JR東日本東北が明治安田生命に敗れた。4日前完全試合を達成した西村は最後に投げたようだ。球数は少なく中3日は社会人では珍しくない。状況は分からないがなぜ西村でなかったのか。明治安田生命相手にエース温存は厳しい。 平成29年11月6日 ここまでの日本選手権は実力上位のチームが概ね順当に勝ち上がっているようだ。 ただ、負けてはしまったがクラブチームが健闘した。和歌山簑島球友会は強豪明治安田生命相手に5対3と互角の勝負、見せ場は作った。今年からクラブチームに変わったJR北海道硬式野球クラブ、エースがJR東海へ移籍し戦力ダウンも、古豪日立製作所相手に2対0と打力はともかく好勝負を見せた。胸を張っていい戦いぶりだった。 いずれにしても応援したくなる両チーム。練習環境は厳しいが来年の都市対抗にむけて頑張れ、両チーム。 本日第三試合ヤマハ対パナソニック戦でヤマハはナテルが先発し逆転負けした。中日ドラフト1位鈴木は当番の機会がなかった。数日前の練習試合で投げていたので、2回戦以降での先発予定だったのだろうか。まさか何か故障でも・・・ 中部地区は三菱自動車岡崎とヤマハが初戦敗退した。 残る王子は超強豪相手の次戦がヤマだが、東海地区予選から好調な近藤が初戦同様パワフルなピッチングを見せれば頂点も夢ではない。次に控える東郷や長岡も全国レベルのピッチャーだ。打力も悪くない。 初戦で都市対抗乱調だったエース佐竹が投げていないトヨタ、やはり投手力には不安が残る。次戦は打力でどこまでカバーできるかだろう 平成29年11月3日 日本選手権が始まった。 今日の新日本製鉄広畑戦でJR東日本東北の西村が完全試合を達成したようだ。しかしそれほど驚きはない。それくらい凄いピッチャーなのだ。 なぜなら昨年11月2日の日本選手権新日鉄住金鹿島戦で5安打完封を大阪ドームで目の当たりにしたからだ。130台中盤とスピードはないのだが圧巻の完封劇だった。ドームで素人が見ていてただけでは分からないが、おそらく切れやコントロールが凄いのだろう。 もう30近いのでドラフトはあり得ないが、過去に指名があってもと強く思う。 話は変わるが何とか都合をつくことができたので、11月7日から9日まで3日間だが参戦出来そうだ。7試合ほど見てくるつもりだ。 平成29年11月2日 ドラフト会議でエドが予想した社会人野球の選手が一部指名された。 中日1位の鈴木、オリックス1位の田嶋は順当な1位指名。誰でもわかる。 即戦力の田嶋に加え日立のパワーピッチャー鈴木を2位で獲得出来た。オリックスは昨年山岡を獲得したと同様、今年も上手いドラフトだった。 J]エネオスの斎藤はやはり指名された。中継ぎなら即戦力だ。半面同じチームの柏原は指名がなかった。同じような力量と思っていたが素人にはよく分からないところだ。 三菱自動車岡崎の左腕山本も上位で指名された。パワフルな投球は認めるが、ギッタンバッコンコントロールの不安は拭えない。しかしこの課題を克服すれば初年度から中継ぎくらいなら十分通用しそうな器だ。 三菱パワーシステムの奥村も中継ぎなら即戦力と思っていたが指名はなかった。これは意外だった。スカウトの目は素人とは違うのだろう。 ホンダ熊本の荒西、パワーピッチャーのパナソニック北出が指名されなかったことも同様だ。 東邦ガス田中空も指名漏れ、昨年の日本選手権を見れば致し方ないか。でも地元豊川高校出身、頑張ってプロへ行こう。 都市対抗や日本選手権で私のような素人から見て輝く選手は沢山いるがやはりプロの評価は違うようだ。 地元のドラは久しぶりにまともな指名をした。即戦力の社会人中心に指名してきたが、誰一人結果を残していない。目先の勝利しか考えず、育成を全く考えない落合らしい。 しかし今年は勝てなくとも将来を見据え若手を中心に指名したことは評価できる。久しぶりにまともな指名を行ったと思う。今年、中日が結果を出すとはコアなファンは誰も思っていまい。将来への道筋が出来ればよいのだ。良い指名だった。 |
平成29年10月11日 ドラフト会議 10月25日に行われるドラフト会議で指名されそうな社会人を予想してみたい。田嶋など他に候補はいるが、私が都市対抗、日本選手権、その東海地区予選、東海春季大会などで直接見た選手だけで予想する。よって私が見たことがない選手はここには書かない。というより書けない。 やはりトップはヤマハの鈴木だ。常時150を超えるピッチャーはそうはいない。細かい修正点はいくつかあるだろうが投げながら解決していけばいい。まだ伸びしろを感じ末恐ろしいと思うのは私だけだろうか。どんな形でも1位指名は間違いないだろう。 次は日立の鈴木。昨年の日本選手権で最終回無死1,3塁でリリーフし3者3振でおさえた圧巻なピッチングを現場で目の当たりにした。 148〜151だったがそれ以上の切れを感じるすごいピッチングだった。おそらく上位で消えるだろう。 三菱パワーシステムの奥村もいい。私が見たときは最速151、常時140中盤は出ていた。即戦力が必要なチームから指名がありそうだ。 ホンダ熊本の荒西は右サイドから軽く投げるが切れがある。一本調子になることがあるので、配球が課題だが指名は期待できる。1イニングをしっかり押さえられる中継ぎがほしいチームが食指を伸ばしそう。 J]エネオスの柏原。単調なせいか去年は結構合わされたが、今年の都市対抗では東芝の補強選手として変化球を多めにして2イニングを完璧に抑えた。このピッチングなら指名の可能性はありそうだ。 同じくJ]エネオスの斎藤。力投型でなかなかパワフルなピッチャーだ。緩急がほしいが、中継ぎなら即戦力だろう。 パナソニックの北出。常時140後半を記録するストレートに力がある。昨年の都市対抗で、全て直球勝負したのは自信があるのからだろう。課題はスタミナで4イニング目からスピードががたんと落ちた。ここは改善しよう。 三菱自動車岡崎の左腕山本。平成29年9月14日岡崎市民球場で見たときは四球連発の大荒れながら、140中盤のストレートには力があった。コントロールがまとまれば即戦力確実。西武の元監督渡辺も見に来ていた。順位はともかく指名はありそうだ。 西濃運輸の嶽野も候補の一人だ。上背はないが球に力はある。今季あまり先発を見なかったので調子は心配だが、中継ぎなら通用しそう。強弱をつければ先発もあり。西濃運輸は近年ピッチャーのプロ入りが続いており、彼のプロ入りも楽しみだ。 ここからの2人は年も年だし迫力もないから指名はあり得ないが、社会人ではトップクラスのピッチャーなので紹介したい。 一人目はJR九州の井上。左スリークオーターから投げ出すストレートは130半ばだが、低めに決まり変化球も良い。28年の都市対抗では古豪東芝を完封した。 次はJR東日本東北、左オーバーハンドの西村。スピードは130そこそこで変化球は腕が緩むように見えたが、コントロー抜群で打たれない。いい当たりも四球もほとんどなく、新日鉄住金鹿島を5安打完封という圧巻のピッチングだった。 素人の私には野手を評価する能力はない。今年活躍した西武の源田は全く評価していなかったので更に自信がなくなった。京田も同じ、2人とも新人王ものの活躍とは正直驚いた。 しかし一人だけ予想したい。日本通運の北川。昨年都市対抗西部ガス戦、右へでかいホームランをかっとばした。右へこれだけでかいのを打てる右打者は希少だ。 私は勝手にこのように予想したがどうだろか。 日本選手権参戦予定 エドは11月5日から10日まで心斎橋に泊まり日本選手権を観戦予定。早く組み合わせが見たい。 日本選手権東海地区予選(トヨタ自動車は予選免除) 平成29年9月22日 東海地区最後の枠は最終回のアッと驚く逆転劇でヤマハがゲットした。東海地区の代表は三菱自動車岡崎、王子、ヤマハで決まった。本命と予想した西濃運輸とホンダ鈴鹿は敗退したが、概ね順当だろう。どのチームも見せ場くらいは作ることができるだろう。東海地区のレベルは決して低くない。 期待していたホンダ鈴鹿瀧中の不調にはとても驚いた。どうしてしまったのだろうかとても心配だ。良いほうではトリカの超ベテラン川脇の頑張りが光った。来年も現役続行するのか。本人次第だが今の調子が維持できるならぜひ続けてもらいたい。 平成29年9月20日(今日は仕事のため観戦していません) 敗者復活でヤマハがホンダ鈴鹿を完封した。期待しているホンダ鈴鹿の瀧中は2試合連続のKO、春季大会や都市対抗予選の姿を知るものとしては考えられない。どうしたのだろうか。このままでは来年のドラフトが不安だ。 ナテルは2試合続けて好投してビックリ。私はこのようなナテルを過去に見たことがない。3,4回でノックアウトが相場だったので驚きのピッチングだった。 今日はてっきり鈴木が先発と思ったが、故障していないことを祈る。快速大野も見てみたい。 西濃運輸が再度トリカを下した。堀田が力投したようだ。貧打の打線も珍しく頑張った。しかも2試合続けてでビックリだ。これならもう二つ勝ち上がる可能も十分ありそうだ。 トリカは全て川脇が先発したが、立野や山本ではだめだったのか不思議でしかたない。先発が川脇一枚って本当?これではたとえ本戦に出場したとしても勝ち上がりは難しい。都市対抗のように補強選手はないのだから。 平成29年9月18日 西濃運輸7-3Jプロジェクト 西濃運輸は予選敗退寸前の展開だったが、8回松本、代打北野、同じく代打大山3本の2ベースと浅岡のタイムリーなどの集中打で一気に逆転、最後は嶽野につないで逃げ切った。前の試合で送りバントを失敗したせいなのか、城はスタメン落ちして出番はなかったようだ。このチームは先発が山下、堀田、嶽野、六信(六信は最近中継ぎが多いが)と似たようなタイプの右ピッチャーばかり。左が一枚あるといい。 Jプロジェクトは惜しい試合を落とした。誤算の2番手小森は最初の2イニングは完璧だったが、3イニング目につかまってしまった。このピッチングなら3イニング目も任せようとしたベンチの判断は理解できる。野球は本当に難しいと思った。 ヤマハ4-2東海レックス ヤマハは小刻みに点を加え、ナテルが10安打を浴びたものの8回1/3を2失点と好投、最後は九谷がゲッツーで逃げ切った。主軸の矢幡と佐藤のバッティングが光った。この3、4番は東海地区では屈指の強力コンビと言えるだろう。 次の試合はドラフト上位候補の鈴木が投げそうだ。 東海レックスは今年の都市対抗でホンダ相手に圧巻の投球をした畠山が、7回8安打3失点と試合は作った。しかし、打線が繋がらなかった。矢地は最初のバッターをストレートの四球歩かせて失点したが、最速147のストレートは中日時代に劣らない迫力だった。 ホンダ鈴鹿3-1東邦ガス 試合開始が17時近かったため帰って来てしまい見ていないのだが、ホンダ鈴鹿が8回の2発で逆転勝ちしたようだ。平尾が1失点完投と本戦での先発にも目途がついた。瀧中の台頭もあり、平井の穴は十分埋まったようだ。 東邦ガスは完封勝ちペースも2発のパンチで本戦進出を逃した。ゼロで抑えた屋宜は泣くに泣けないだろう。小椋か水田が被弾したようだ。 いつも思うが東邦ガスはもう少し打力がほしい。先制後1点でも中押しがあれば展開は変わったかもしれない。 平成29年9月15日 三菱重工名古屋9-1ホンダ鈴鹿 三菱重工名古屋先発勝野は6回6安打1失点と力投した。高卒で入団した昨年とスピードはあまり変わらないが、140前半のストレートで押すピッチング。変化球を増やせばもっと楽に投げられると思うが、今や引退した菊池に代わるエースだ。4番小柳の左ライナー3ラン、三森の左弾丸3ランは圧巻だった。 仕事の都合で(平日なので当たりまえ)6回から見に行ったが、ホンダ鈴鹿期待のエース瀧中が早々に降板したようだ。栃谷は遅い球をうまく使うので、早くないストレートでも空振りをとることが出来る。しかし1球だけ甘く入ったストレートを3ラン被弾してしまった。本命に押したホンダ鈴鹿だが、少々不安がよぎる敗戦だった。 東邦ガス1-8王子 王子近藤は6回2安打零封と完璧でこのようなピッチングはなかなかお目にかかることは出来ない。社会人野球界でも屈指のピッチャーといえるような圧巻の内容だった。期待していた神鳥が打った。2回に右ソロ弾、彼のホームランは弾丸ライナーというより、打った瞬間それと分かるような高く滞空時間が長い球筋。これが王のようなHRバッターの球筋かも。中前にもクリーンヒットした。1塁しか守るところがないことがプロ入りへのネックだろうか。伊礼の右3ラン、鴨田の走者一掃2ベースも光った。 東邦ガス先発屋宜は2回1/3を6安打5失点でKO。水田は中継ぎで投げたが引退も遠くないような寂しいピッチングだった。次の試合は誰が投げるのだろうか。バットは相変わらず冴えないが、DH若林は引っ張りも流しもできる数少ない頼れるバッターだ。 東海理化3-2JR東海 この試合を見る前に球場を後にしてしまったので詳しいことは分からないが、東海理化は超ベテラン川脇が中3日で先発し試合を作ったようだ。JR東海は元プロ中山が踏ん張れなかったようで、またも本戦出場を逃してしまった。やはりピッチャーの補強が必須だろう。 平成29年9月14日 永和ウィング4-2Jプロジェクト JR東海戦で3失点完投勝利した高橋が中2日で先発、7安打2失点で今日も完投勝利した。コントロールもテンポも良く、危なげないピッチングだった。キャッチャー大川の弾丸3ランが試合を決めた。 Jプロジェクト先発岩田はスピードは無いものの、まとまっておりボールも球速以上に来ている感じ。四球がホームランに繋がってしまったことが残念だ。キャッチャー松田は肩の良さが光った。Jプロは良い当たりがことごとく正面を突く不運もあり、惜しい試合を落とした。 三菱自動車岡崎3-2西濃運輸 先発左腕山本は四球連発で大荒れだったものの、最速146の直球主体に5回1/3を2失点と何とか試合は作った。球の力だけはスカウトにアピールできただろう。3番手仲井は昨年の日本選手権予選で見て以来だが、この1年で驚くほど球が速くなった。140前後だったものが今日は150越を連発、角度ある直球が低めに決まれば、手が付けられないだろう。4番手北畑もスピードアップしただけでなく、コントロールもまとまってきた。スカウトの評価を聞いてみたいほどた。 宇田川が引退し予想では不安視した投手陣だが、これなら本戦でも十分通用するだろう。山野辺のホームランは見事だった。新人にもかかわらず、4番を張るだけのことはある。2年後には桜美林で同僚だったロッテ佐々木の後を追うか。 西濃運輸先発山下は序盤直球を狙われたが、変化球主体に変えてからは無失点に抑えた。最速142ともう少しスピードを取り戻したい。ピンチでマウンドに上がった六信が決勝点を与えた。相変わらずの六信ワールド、東京ドームでの汚名を晴らすことは出来なかった。タラレバは禁句だが城が送りバントを決めていれば、藤中の中前打で勝ち越しがあったかもしれない。失礼だが城のバントお粗末であった。ドラフト候補と言われるキャッチャー松本は、スカウトがいたせいかは知らないが2安打と奮闘した。相変わらずチームのバットは湿りがちで、監督に就任した坂本の穴は大きいと感じた。 平成29年9月11日 29年度日本選手権東海地区予選 永和ウイング8-3JR東海 永和高橋はひところほどのスピードではなかったものの、8安打3失点完投と結果を出した。出だしはフラフラでJR東海の拙攻と貧打に助けられたが、悪いなりに完投したことは評価できる。今後も高橋軸にローテーションは回っていきそうだ。4番にも拘らずバットを短く持つ築地はタイムリーを含め、大きい当たりは無いものの堅実なバッティングを見せた。社会人ならこういう4番もありだろう。 JR東海は予想したように投手力に不安を見せた。先発戸田は変化球を低めに集め前半何とか踏ん張ったが、3回以降甘く入ったところを連打されてしまった。期待した2番手、豊橋工業出身の森は抑えはしたものの、良い当たりが正面をついた結果。4番手若林も四球から大量失点し、不安が残る。バットも湿りがちで、特に2打席連続三振の2番長曾我部のバッティングは相変わらず冴えなかった。言いにくいがここ1、2年チーム力は全体的に下降気味と感じる。 西濃運輸3-2東海理化 西濃運輸堀田は8回2失点で十分試合を作った。2回に単調になったところ直球を狙われ2失点したが、その後変化球を織り交ぜ最速144の直球でトリカ打線を沈黙させた。今のトリカを相手にこのピッチングなら十分合格で、本戦も主軸を任されそうだ。試合中グラウンド内で素振りしようとしたメンバーに「ベンチへ戻れ」と一喝した3rd伊藤にキャプテンシーを感じた。こういうリーダーがいるチームは適度な緊張感があり、苦しいときには地力以上のパワーを発揮するはずだ。バットでの貢献はともかく、この男の存在は大きいと思う。 西武元監督渡辺久信の顔を見たが、キャッチャー松本を見に来ていたのだろうか。 東海理化は惜しい試合を落とした。大股のセット、超ベテラン川脇がのらりくらりでうまく試合を作ったが、新人立野が誤算だった。しかし彼は高卒1年目、落ち込む必要はない。ここで投げられるということはレベルが高く期待されている証拠。最速146の直球は威力十分、まだまだ成長過程なのだから、これを糧にすればよい。順調に育てばプロもけっして夢ではない。この日は負けたがトリカの底力を感じた試合だった。川脇はともかく山本、立野と投げるほうは悪くないし、斎藤、井貝のバットも一流で小澤も巧打者。大舞台出場の日は遠くないだろう。 平成29年8月27日 9月11日から始まる日本選手権の東海地区予選を予想してみたい。 トヨタ自動車が早々に代表決定しており、強豪チーム不在で各チームともチャンスはありそうだ。 代表@は本命が西濃運輸、対抗が東海理化だろう。 西濃運輸は引退した佐伯のようなとびぬけたエースはいないが、六信はじめ投手陣のレベルは総じて高く、誰が投げてもそこそこ試合は作るだろう。投手力はホンダ鈴鹿とそん色ない。監督就任で坂本が抜ける打線はやや小ぶりになろうが、今年の都市対抗で覚醒した伊藤が変わって打線を引っ張りそうだ。もともと打のチームではないのでロースコアで接戦をものにして勝ち上がっていくだろう。ただ、初戦のトリカは強敵で、早い回に失点する展開だと苦しむ場面もありそうだ。 東海理化は山本と立野が強力、ベテラン川脇もそこそこやりそうで投手力は悪くない。長らく低迷していたが今年のチームはバランスがいい。都市対抗最終第6代表決定戦ではエラーに泣いたが、投打がかみ合えば初戦で西濃運輸撃破も十分ある。そうなれば一気に代表決定はあるだろう。 代表Aは本命がホンダ鈴鹿、難しいが対抗はヤマハか。 ホンダ鈴鹿は瀧中、平尾の新人2人が主軸に成長、鹿沼や栃谷も好投手で、東海地区ではトップクラスの投手力。打力にやや不安はあるが強力な投手陣がチームを引っ張り順調に勝ち上がりそうだ。この2人が故障とプロ入りがなければ東海地区でホンダ鈴鹿の優位は当分続くだろう。 対抗とみるヤマハ、打力は認めるが投手力には不安がある。池田が抜けた穴は大きく、ドラフト1位候補の鈴木が引っ張ろうがナテルや大野らの踏ん張りも必要だ。 代表Bは代表@Aで負け戦へ廻るとみる東海理化とヤマハが中心だろうが、東海レックスも投打のバランスは悪くない。エース武石に続く投手の出来次第でチャンスはありそうだ。 他のチームを見てみたい。 今年の都市対抗第1代表三菱自動車岡崎は打力十分、不安が残る投手陣の踏ん張り次第だ。西濃運輸と東海理化の勝者に勝つようなことがあれば、一気に代表決定もあるだろう。 昨年出場の東邦ガスは主戦水田が打ち込まれる場面が目立ち、田中が穴を埋めないと苦しい。田中は今秋ドラフト会議を控えアピールしたいところだろう。 JR東海も投手で苦しみそうだ。以前は圧倒的なピッチングを見せていた菅野や秋葉は最近目にせず、元プロの中山にも以前の迫力はない。喜久川、若林あたりが踏ん張れば中田がバットで盛り上げるか。豊橋工業出身森君の力投に期待したい。 一昨年の都市対抗で良いところを見せた王子だが、今年は厳しい戦いが続いている。しかしもともと総合力は高いチーム、主戦近藤が復調すれば長岡と剛腕東郷3人の投手力で主役に躍り出る可能性は十分だろう。神鳥君、君は頑張ってプロに行くのだ。 |
平成29年8月22日 日本選手権参戦のため、11月5日から10日まで5日間心斎橋のホテル予約した。いつも泊まる上本町の某Rホテルは今回とても高かったのでここにした。甲子園の8号門クラブのように球場の門に寝泊まりする勇気はないので一定の支出は止むを得ないが、やはり負担はばかにならない。 平成29年7月20日 ホンダ×新日鉄住金東海レックス 東海レックス畠山、失礼だが彼を岡崎市民球場で見るときはスピードはなくコントロールもアバウットなイメージだったが今日のピッチングは圧巻だった。タイミングを上手く外し、ホンダは最後まで合わない感じであった。大舞台でこのピッチングは大したもの、ホンダも面食らったことだろう。亀山の左弾丸HRは素晴らしい当たりだった。 ホンダ幸良は3回2失点でマウンドを降りたが、まとまっていて大崩れしないタイプだろう。日本選手権に期待したい。小手川の左畠山から左オーバー2ベースは見事だった。 トヨタ自動車×NTT東日本 トヨタ自動車先発小出は2回2/3を1失点で何とか試合を作り、跡を継いだワンポイント竹内も役目は果たした。3番手川尻も3回2/3を1失点と踏ん張ったが、4番手のエース佐竹が誤算だった。岡崎市民球場、東京ドーム他で何度も彼を見ているが、これほど打たれた場面は記憶にない。絶対的エースも年齢を考えるとそろそろなのか、たまたま調子が悪かっただけなのか。いずれにしても予選を含めた日本選手権で明らかになるだろう。ただ、決勝のタイムリー2Bは外一本で狙われた気がしないでもない。 私が観戦した試合ではほとんど打った場面を見たことがない河合はチャンスで内野ゴロゲッツーはあったものの、タイムリー含め右へ2本打った。足と守備は源田に劣らないので、何とか頑張ってプロへ行けるとよいが。今日は引っ張ったことに価値があると思う。 NTT東日本は先発渡辺のあとを継いだ末永はなかなかいいピッチャーだと思う。福田周は3安打の大活躍だった。1回戦でも4安打したとのことで3回戦での期待も大きい。 平成29年7月19日 1年ぶりの東京ドーム 西濃運輸×新日鐵住金鹿島 西濃先発新人の堀田はスピードこそ140そこそこだがテンポが良く4回1/3を2失点と何とか試合は作った。しかしあとを継いだ六信が楽勝ムードに水を差した。ボール先行の四球癖は相変わらずで、終盤たまらず嶽野を投入せざるを得なくなった。結果論かもしれないが堀田の打たれたヒットは打ち取った当たりのものが多く、もう少し様子を見ても良かったかもしれない。予想でお湿りのバットと書いたが、初回伊藤の3ランには脱帽した。失礼いたしました。谷、超ベテラン坂本は相変わらず頼りになるバッティングだった。2回戦はトリカから補強した井貝の頑張りに期待したい。 新日鐵住金鹿島は元阪神玉置の乱調が誤算だった。0回2/3、5失点がなければ2回戦進出だったに違いない。2番手高橋は140後半のストレートには力があった。4番林稔幸のレフトへの弾丸ライナーHRは見事だった。 日本新薬×東芝 日本新薬はエース榎田、スピードは130前後だが速く見える。緩急はあまり感じないが、今日も6回2/3を8安打3失点と試合は作った。相変わらず大崩れのないピッチャーだ。同点でマウンドを降りたが、2番手西川が踏ん張れなかった。板倉の右タイムリー3ベースは見事だった。 東芝は谷岡の穴を心配していたが新人岡野は埋めて余りある素晴らしいピッチングを見せた。140中盤のストレートに力はある。3回くらいまで変化球が決まらずやや苦しんだが中盤以降は見事、勝利監督インタビューでもあったように監督の信頼も厚いようだ。佐藤旭の2ベースとタイムリーが光った。エネオスから補強の柏原はさすがのピッチング。後ろの心配はないので、上位進出には次戦以降の先発がカギだ。 平成29年7月10日 今年の都市対抗野球の予想をしてみたい。 ◎には三菱日立パワーシステムズを推す。三菱重工長崎と合併して戦力は単純に2倍アップ。特に長崎のエース奥村の加入が大きいだろう。1回戦は強敵だがこれをクリアすれば頂点が視野に入る。 〇はホンダ鈴鹿。失礼だが昨年までは地味なチームの印象でこのような力強さを感じることはなかった。それを覆したのは新人瀧中のパワフルなピッチング、全国区でも通用しそうで来年のドラフトが楽しみ。平井の穴を十分埋めている。栃谷や鹿沼も安定しているし高卒新人平尾が思いのほかいい。飯田は抜けたが大城戸や中村に加え昨年加入した畔上も含む攻撃陣も悪くない。 △は日立製作所。梅野が安定しており後ろは鈴木と元オリの山本で完璧。特に鈴木のピッチングが見ものだ。プロ入りは間違いないだろう。課題は先発2番手。後ろに不安はないから先発次第だろう。 ×は東芝と日本新薬。双方が激突するこの試合は1回戦屈指の好カード(私は見に行きます)。どちらが勝つか分からないが初戦をクリアしたほうは主役に躍り出る可能性十分。東芝の課題は谷岡の穴を誰が埋めるか。日本新薬の課題は榎田の2番手だろう。 穴は西濃運輸。エース佐伯の引退は大きいが、六信、山下、嶽野、新人堀田と先発投手陣は安定した布陣。迫力はないかもしれないが、試合は十分作る。それはともかく課題は4番伊藤をはじめとする湿りがちのバット。谷と超ベテラン坂本、トリカから補強の井貝次第。先発は安定してるが0点とはいきそうにないので、バットでどれだけカバーできるか。 毎年下馬評高い東京ガスは山岡の穴が痛い。昨年優勝のトヨタ自動車は佐竹の次が不安だ。 東京大学のレギュラーだった東邦ガスの飯田、名古屋大学エースだったトヨタ自動車の七原の出番は厳しそう。特にトヨタ自動車の七原は昨年の本戦はおろか都市対抗予選、日本選手権予選、今年の春季大会、都市対抗予選で一度も見ていない。私の観戦タイミングが悪かったのか、伸び悩んでいるのか、故障でもしたのかとても心配だ。今年のドラフトが気になる。 平成29年7月5日 昨年都市対抗や日本選手権で見ていたロッテに入団した大阪ガスの酒居君、東芝の谷岡君、上総マジックの玉井君などは一時一軍で投げ、自分なりに評価したピッチャーが少しだが結果を出しておりとても気分がいい。野手では源田が驚きだ。今期西武の2番に定着しているが、トヨタ自動車ではいつも9番打者で、岡崎市民球場で彼がヒットを打った場面は見たことがない。スカウトの目はお見事、やはり素人の目とは違う。 平成29年6月30日 ホンダ鈴鹿から西武ライオンズ入りした平井投手が今日中継ぎで登板した。ホンダ鈴鹿時代は140がせいぜいだったストレートが今日は140中盤が出ていた。スライダーも切れてランナーは出したものの1回で2三振0点で抑えた。岡崎市民球場で見する姿より随分成長したように感じる。プロのスカウトの見る目は確かなのだと感じた。岡崎市民球場で見ていた選手がプロで活躍すると本当に気分ちがいい。 平成29年6月25日 社会人出身ではないが、ドラゴンズドラフト1位の柳がまずまずのピッチングを見せている。今後は分からないが今の時点ではエドの期待以上だ。まとまってはいるがストレートに力がなく、2軍ならローテーションに入れるだろうが1軍は厳しいと思っていた。今の時点では私の不安は杞憂だった。昨年のドラフトでは山岡か濱口の指名を期待していたが、数年後にはエドの想いが正解だったのかあきらかになるはずだ。勿論プロのスカウトの目に疑いはないが。 平成29年6月18日 プロ野球同様社会人野球も毎年選手が引退する。皆いずれこの時を迎える。以下が昨年引退したと聞く社会人野球の主な選手。 ・鷺宮製作所の村上君は都市対抗では常連で昨年10年連続出場の表彰を受けていた。その試合でもすごい当たりのHRを目の当たりにした。偶然私のすぐ横に旗を持った知人とみられる数人が応援していた。28年11月1日の東邦ガス戦も大阪ドームで観戦していたが、このときは目立った活躍はなかった。都市対抗出場の多くが補強選手だったことが心残りではなかっただろうか。 ・ヤマハの戸狩君は常葉菊川で甲子園準優勝投手。決勝では肩を壊し残念な投球だったが、ヤマハ入社後はスピードは無いものコントロールと変化球がよく大崩れしないピッチングを見せていた。中日スポーツの報道では進路は決まっていないという。 ・トヨタ自動車の松本君は愛大で活躍後トヨタ自動車へ入社したが、控えに甘んじていたところに、更にプロから細山田が入社したための決断だろうか。他へ移籍すれば十分通用するのではないか思うのだが。 ・王子の梅津君は140中盤を投げ込むピッチャーで、25年ころまではよく見かけたがそれ以降目にすることは少なくなっていた。28年3月23日の春季大会で見たのが最後だった。 ・三菱重工名古屋の菊池君は元中日のピッチャー。大会の初戦ではいつも投げるチームのエースと思っていたので驚いた。本人の想いは分からないが第三者のエドから見たらまだまだできると思う。勝野君が育ってきたのはプラス要因だが、もともと先発の駒が少なくやりくりは大変ではないか。 ・三菱自動車岡崎の宇田川君は低めに切れいのよい直球と変化球を投げ込むいいピッチャーで、毎年のようにドラフトの予想誌に載っていた。27年6月2日都市対抗予選で中継ぎで見たのが最後だった。 ・西濃運輸佐伯君の引退は衝撃だった。昨年の都市対抗では大阪ガスを完封、私も観戦したJR九州戦でも力投し準決勝進出に大いに貢献した。すでにこの時点で引退を決意していたのだろうか。日本選手権決勝で圧巻の3安打完封は忘れられない。左はもう一枚くらい欲しいものの六信君、山下君、津田君、嶽野君など駒は十分で先発の不安はないだろう。攻撃陣が奮起すれば都市対抗や日本選手権でも成績は残すことが出来ると思う。 平成29年6月11日 都市対抗野球本戦今年は7月17日から21日まで観戦する予定にしている。ホテルはいつもの駒込。5日間観戦すると入場料だけでもバカにならないが、jaba会員証のおかげで半額の1200円で入場できる。外野なら無料だ。近年インバウンドのおかげで高騰したホテル代に加え、ビール一杯800円もきつい。ビール代も含め1週間近く見に行くと費用は10万円をはるかに超えてしまう。毎年この時期と日本選手権の時期には分不相応の出費が待っている。自営業で賞与がないエドには厳しい負担。 平成29年6月7日 都市対抗野球東海地区2次予選 第六代表決定決定戦 東海理化×西濃運輸 2年前日本選手権チャンピオンの西濃運輸が薄氷を踏む勝利で最後の切符をゲットした。以前日本選手権決勝で3安打完封した佐伯投手が引退したものの右の駒はそろっている。本戦では左投手を1枚補強したいところだろう。 東海理化は先制しながらエラーで惜しい試合を落とした。以前は毎年のように本戦出場していたが最近目立たない。しかし準決勝で力投した新人立野投手にめどが立ったようで、山本投手と2枚看板で日本選手権は期待できそうだ。余談だがこのチームの応援団は規律正しく好感が持てる。 平成29年6月6日 都市対抗野球東海地区2次予選 第六代表決定準決勝 東海理化×JR東海 9回裏、JR東海が相手のエラーで追いついたが東海理化は10回表に2本のタイムリーで2点を挙げ、10回裏JR東海の反撃を1点に抑え逃げ切った。明日第六代表決定戦で西濃運輸と都市対抗約東海地区最後の切符をかけて対決する。緊迫感漂う良い試合だった。 JR東海元ドラゴンズの中田のバッティングは相変わらず素晴らしい。しかし中田は2年連続で都市対抗出場を逃した。 ホンダ鈴鹿×西濃運輸 ホンダ鈴鹿が西濃運輸を完封し、第五代表の切符をゲットした。先発瀧中投手は第一代表決定準々決勝に続き西濃運輸を封じた。竜谷大学出身で昨年ドラフト候補でもあった彼だが3月の春季大会で見た時より明らかにパーアップしたようだ。今日も150k台を連発し来年のドラフト会議が楽しみだ。対する西濃山下投手も8回を7安打2失点と力投した。球速は140から146とまずまず出ているが、昨年より肘を下げたようで迫力がなくなったような気がする。ホンダ鈴鹿は5回2死から1塁ランナーを代えたがそれが当たって得点に繋がった。7回無死2塁では3塁へ送りレフト前タイムリーで追加点をあげた。2塁のままで西濃外野が前進守備ならあの当たりで追加点は厳しかっただろう。逆に西濃は5回無死2塁で送らず後続3人が凡退した。野球にタラ、レバは禁句だろうが仮に送って1死3塁でゴロゴーなら同点の可能性があったと思う。どちらが良い悪いではなく監督の采配を見ることも面白い。 余談だが王子の監督は動かすことが好きという印象。 西濃運輸の応援(写真)は全て社員の有志で、素人臭漂うが見ていてとても爽やか。この応援が私は大好きだ。 平成29年3月26日 東海地区春季大会 王子×西濃運輸 王子畑瀬は130中盤くらい、4回7安打2失点KOだった。 享栄、中部大で4番を張ってきた神鳥に期待しているが変化球にやや弱い印象。 西濃嶽野は6回4安打無失点とチームの主軸に育ったが山下はややスピードが落ちた感じがした。谷のバッティングは相変わらず力強い。打力が弱い西濃ではコーチ兼任のベテラン坂本のパワフルな打撃も外せない。 三菱自動車岡崎×ホンダ鈴鹿 三菱自動車岡崎ショート富沢は守備がいい。 ホンダ鈴鹿新人の瀧中は140中盤のスケールの大きなピッチャーで、期待大。 平成29年3月23日 英和ウィング×王子 英和渡辺康介、王子東郷とも140中盤の角度ある力強い球を投げる。特に東郷スケールの大きさを感じこのまま育てばプロもありそうだ。 平成28年9月9日 日本選手権予選 新日鉄住金東海レックス×三菱自動車岡崎 東海レックス水越はスピード無いもののテンポ、コントロールとも申し分ない。ただ、コントロールが甘いときはめった打ちに合うことがある。元中日ドラゴンズの矢地はプロ在籍時ほどのスピードではないが、ゲームを壊すことはなかった。 三菱自動車豊住のバッティングはパッとしない。今の状態でプロ入りはどうだろうか。 JR東海×西濃運輸 JR東海元オリックスの中山は当時の迫力はなくなった。豊橋工業で甲子園に出場した森はワンポイントだったが無難に抑えた。 西濃運輸六信は絶好調だった。しかし彼は調子の波が大きくどちらが本物の六信君なのかいつも分からない。 平成28年11月2日 日本選手権 JR東日本東北×新日鉄住金鹿島 JR東日本東北の先発西村は130そこそことスピードも迫力も全くないが、チェンジアップで空振りが取れ、不思議と打たれない。良い当たりはほとんどなく5安打完封と完璧なピッチングだった。もう少し若ければプロもあったかも。 NTT西日本×J]エネオス J]エネオス先発斎藤は力投型で140中盤のスピードで球に力はありそうだった。 平成28年11月1日 日本選手権 ホンダ鈴鹿×新日鉄広畑 ホンダ鈴鹿平井は8回0/3を0点に抑えた。西武での活躍を期待したい。9回ノーアウト1,2塁でリリーフした鹿沼は3者3振で抑える圧巻のピッチングだった。 JR四国×大阪ガス 大阪ガス先発酒居は140前半ながら切れは良さそうだった。ロッテでもワンポイントならすぐ使えそうな気がする。 JR四国は応援が保線区の作業着姿の男性のみ。余計なお世話だが女性がいない応援は他に類を見ず、少々戸惑った。 東邦ガス×鷺宮製作所 東邦ガス大島はドラゴンズの兄洋平にタイプは似ているがバットが下から出る感じ。豊川高校出身で甲子園でも活躍した田中空良投手はピンチでマウンドに上がったものの連打の後スリーランを浴びノックアウト。先ほど通路でドラゴンズのチーフスカウトを見かけたので、2年後のドラフトに影響がないか心配だ。 鷺宮製作所補強選手の斎藤(J]エネオス)150近いスピードでストレートで押す。ドラフトにはかからなかったが良い投げっぷりだった。 なお、両チームとも応援団がキビキビして礼儀正しい。ゴミ拾いなどもしていて清々しかった。社会人野球の応援団はどこも皆美しい。 平成28年10月31日 日本選手権 富士重工×JR東海 JR東海元中日ドラゴンズ中田のバッティングはさすがに社会人では抜けている。(写真は富士重工の旗) 日立製作所×三菱重工長崎 日立製作所鈴木は最終回無死1,2塁でマウンドに上がり3者3振と圧巻のピッチングだった。ストレートは150を超え、チェンジアップも見事。このままいけばプロ入りは間違いないだろう。元西武の山本も力強いピッチングだった。 三菱重工長崎の奥村も8回2失点と力投した。夏の都市対抗西部ガスの補強選手で投げた時は150を超えていたが、この日は140中盤止まりだった。河野の粘りあるバッティングと足は見るべきものがあった。 ホンダ熊本×日本新薬 ホンダ熊本の荒西は右サイドから140を超える球を投げ込む。4回5失点だったが配球を代えればもっと良くなりそう。 対する日本新薬の榎田はスピードは無いものの相変わらず打たれない。田中の左打ちは見事だった。 平成28年7月20日 都市対抗野球 西部ガス×日本通運 西部ガス有吉は一発浴びたもののストレートは140を切ることはなくまとまっている感じ。三菱重工長崎から補強された奥村は150を超える力強い球を投げた。ドラフトはどうなるか。 日本通運北川の右HRは見事だった。 NTT信越野球クラブ×三菱重工名古屋 NTT信越野球クラブ先発高橋はあまり迫力はないがまとまっており大崩れはなさそう。 三菱重工名古屋先発勝野は高卒新人ながら5回1/3を1安打無得点に抑え、先発のめどが立った。これで菊池が引退しても安心だろう。3年後のドラフトが楽しみ。小柳の2ランは見事だった。プロ志望届を出した小木曽はどうした? 平成28年7月19日 都市対抗野球 東芝×JR九州 東芝先発谷岡は140中盤のストレートで押し、6回1/3を0点に抑えた。プロでも中継ぎならすぐにでも使えそう。今年のドラフトにかかるか?柏原はスピードはあるがコントロールに難ありか。小川の左打ちと守備が光った。 JR九州先発左の井上は130中盤ながら低めに決まり、東芝を完封と圧巻のピッチングだった。 きらやか銀行×パナソニック きらやか銀行先発小島はまとまっていてコントロール良く、四球で崩れるタイプではないだろう。スイッチヒッター藤田は小さいが足が速くバッティングも上手い。選球眼も光る。 パナソニック北出は150近いパワーピッチャーだが4イニング目からはガクンとスピードが落ちた。プロ球団の評価が気になるところ。 西濃運輸×大阪ガス 西濃運輸佐伯は大阪ガスを完封する圧巻のピッチングだった。去年のJR東海戦以外、東海地区の大会も含め私は彼が打ち込まれる場面をほとんど見たことがない。これで今年引退は故障など何か理由があるのか。谷のHRが効いた。 大阪ガス2番手酒居はスピードもまとまりもありプロでも中継ぎならすぐ使えそう。下位ならドラフトにはかかるのではないか。飯塚も高めの球は力がある。 平成28年7月18日 都市対抗野球 NTT東日本×四国銀行 NTT東日本は鷺宮製作所から補強の村上が弾丸HRを放った。2盗、3盗した砂川の足、HRを打った高野のバッティングも見事だった。 四国銀行先発菊池はまとまっているが、HRを打たれてからおかしくなった。 四国銀行の応援(写真)はかっこいいのだが鳴り物がなかった。良い悪いではないが都市対抗では異彩を放っていた。 JR西日本×上総マジック JR西日本先発の湧川は愛知県の愛知産業大で投げていたがここに入社とは知らなった。もう少しスピードがほしいところ。元中日ドラゴンズ藤沢はプロに戻れそうな4安打の大活躍だった。社会人なら古巣の西濃運輸にすればよかったのに。 上総マジック先発玉井は140中盤のストレートでまとまっている。ただ迫力はあまり感じず、今年のドラフトは厳しいかもしれない。 平成28年3月26日 東海地区春季大会 王子×永和ウィング 英和渡辺のバッティングが光った。 平成27年9月4日 JR東海×西濃運輸 JR東海秋葉はまとまっていて大崩れはない。津川はHRも含め力で持っていくが確実性があると申し分ない。 西濃佐伯は珍しくボロボロ。こんな姿を見たは初めて見た。野田は切れ、コントロール、テンポとも申し分なくプロに行く素材だろう。 平成27年6月2日 都市対抗野球東海地区予選 東海理化×三菱自動車岡崎 東海理化は山本のピッチングが光る。井貝のバッティングは相変わらずで走塁も良い。大嵜も力強いバッティングを見せた。 三菱宇田川は変化球が低めに集まっていた。いつも思うが三菱は全般的によく打つ。 平成27年5月31日 ホンダ鈴鹿×ヤマハ ホンダ鈴鹿藤本は今日は球に力があった。続いた岡本、鹿沼も力投した。 ヤマハ大野、池田とも小柄だがスピードがありテンポも良い。常葉菊川で甲子園準優勝投手戸狩はスピード無いものの4回ノーヒットに抑えた。ただ、このチームはヤジが汚くて下品なので好感は持てない。 平成27年5月30日 東邦ガス×王子 東邦ガス水田は力投型のように見えるが、投げ方ほどボールは来ていない。全体的に打力が弱いチームという印象だ。 王子の捕手船越は小柄だがバッティングが良く、送りバントもうまい。この試合ではホームランも打った。打てる捕手は少ないので、捕手不足の中日は是非ドラフトで指名してほしい。 平成27年5月28日 ホンダ鈴鹿×永和ウィング ホンダ平井はテンポ良いが130中盤とスピードはあまりない。 永和ウィング甲川はバッティングがいい。 平成26年5月25日 王子×東海理化 王子近藤は球が速く切れも良い。伊礼、青山、西川のバッティングもgood。 東海理化山本は140中盤の力強い球を投げ込む。井貝、大嵜はバッティングが上手い。 東邦ガス×JR東海 JR東海の先発秋葉はいつもながらの安定したピッチングだった。菅野と双璧のエースなのだろう。上村のバッティングも相変わらず光る。 平成25年5月 都市対抗予選 東海理化金平はコントロールイマイチも140後半のスピードには見るものがある。小澤は小柄ながらバッティングはうまい。 ホンダ鈴鹿前橋は140前半だが球に力はある。伊礼、真弓のバッティングも良い。 トヨタ自動車上杉は150を超える剛球を投げ込むが意外に打たれる。祖父江も球は速い。 |