長原前停留所付近

 廃止わずか2日前の台風による災害。看板も外れてしまっている。

 ほぼ同じ位置からの現在のショット、写真真ん中やや上に清崎第三隧道が見える。
ホームから本長篠方面を望む、被害により架線が垂れ下がっている。
 
同じ位置からの現在のショット。
 
東屋も被害を受けた。対岸は現在国道257号線。
残念ながら、駅の跡は無いが、川沿いにあるくるみの木のところに駅があった。私に残っているのはトンネルを出るとすぐに駅があったというイメージ。新幹線の熱海に似ている雰囲気。現在の257号線をはさんで反対側にあった旧清嶺中学校の生徒はこの駅を掃除することが日課であった。
257号線すぐ横に現存する田口線清崎第三隧道。地元の人でもその存在を知らない人がいる。257号線の清嶺トンネルに突き当たるが、そこはコンクリートで塗りかめられており、行き止まりになっている。少々気味が悪い。豊橋方面から257を北進し橋を渡り清嶺トンネルのすぐ手前を右折するとすぐ左にある。よく見ないと見逃すかもしれない。
長原前駅付近に立つ写真提供者の黒柳嘉治氏(右)と友人。長原前停留所の前が崩れた時の写真。
右端にわずかに見えるクルミの木の枝が今でも残る。この先には清崎第二隧道(通称ペシャンコ隧道)がある。


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