森林鉄道段戸山線 田口本谷線 3
宇連集落にあった製材所跡。 対岸にある本谷線から川を渡ってレールを引き込んであった。この製材所は澄川方面からの材木の集積所でもあったそうだ。ここまで木馬で運んだのである。木馬とは鉄の代わりに木でレールを作り台車を滑らした仕組みだ。私が子供のころは家のすぐ近くににあり今も鮮明に覚えている。 | |
製材所へ引込むための橋脚跡。 岩の上に橋脚の基礎があり工事の苦労をうかがうことが出来る。昭和34年の伊勢湾台風で橋が流された後、復旧はされなかった。 | |
森林軌道敷跡を寒狭川の対岸から望む。森林鉄道始点から概ね7kmほど進んだ地点。 | |
上の写真とほぼ同じ地点。橋は歩道用に架け替えられている。このあたりまでは東海自然歩道になっている。 |